沖縄のマンゴー・Okinawa mango
マンゴーはウルシ科の常緑高木の実。 インド周辺が原産地で紀元前2000年位前から聖なる果物として利用されていたといわれています。 主にメキシコ、オーストラリア、フィリピン、国内では沖縄をはじめ鹿児島、宮崎でも生産。収穫の期間が短くて甘味もあり美味しいのでかなり高価で販売されていますが、スーパーや八百屋さんに行くと少し小さめなものなどがお手軽な価格で買えあることも多いです。
アップルマンゴー(アーウィン種)

アップルマンゴー(アーウィン種)は、沖縄で栽培されているマンゴーの90%以上を占めます。 表面がリンゴのように真っ赤になって、へたのあたりから少しだけ液体がにじみ出てくる頃が食べごろ。完熟したものは糖度が15度程度あり、癖も少なくジューシーでとろけるような美味しさ。収穫時期は6~8月なので、その頃来沖されたら是非召し上がってください。大きなものは高価ですが、少し小さめのものはスーパー、八百屋さん等でお手軽価格で買うことが出来ます。味は大きさには関係ないようですよ。
キーツマンゴー

キーツマンゴーは1個の重さが2kg近くにもなる品種です。外見は緑色で、完熟してもそのままの色。香が強く少しだけ黄色みを帯びてきて、軽く触ってみたときにやわらかさが感じられたら食べごろです。完熟するとアップルマンゴーと比べると繊維が少なめて滑らか。マンゴーらしい味です。8~9月頃に収穫されるので、アップルマンゴーが店頭からなくなる頃に入れ替わりで並ぶことも多いです。
マンゴーの身体に良さそうな事
果物全般にもいえることですが、マンゴーには美肌効果や抗酸化作用があるといわれるベーターカロテン、ビタミンC、E、高血圧に効果があるといわれるビタミンB類なども多く含まれているので、身体にも良いといわれています。
マンゴー成分表 -100g中- 日本食品標準成分表より |
カリウム |
170mg |
カリウム |
170mg |
マグネシウム | 12mg |
ビタミンB1 | 0.04mg |
ビタミンB2 |
0.06mg |
ビタミンC |
20mg |
カロテン |
610μg |
食物繊維 |
1.3mg |
★食べごろ
表面にある白い粉(ブルーム)がなくなり、赤い艶が出てきて香りがし始めたらそろそろ食べごろ。へたの付近から液体がにじみ出てくることも。そうなったら完熟です。パイナップルと違い常温で追熟できますから、せっかくのマンゴー、美味しいときに食べてくださいね。
アレルギーについて
★美味しいマンゴーですがウルシ科の植物の実ですから、まれに人によりアレルギー症状として、口の周囲や唇が赤くはれてかゆみを覚えることもあります。一度症状が出ると二回目以降は重くなる危険もありますから、食べないようにしてください。アレルゲンは皮の部分に多いので、触るとかゆくなる人もまれにいます。ピスタチオや銀杏にアレルギーが有る人は、特に気をつけてください。
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2016-06-30