沖縄の本島でリゾートエリアと言えば恩納村のある西海岸に大型施設が集中しています。
確かに東海岸は赤土汚染などで余り透明度の良くないビーチも多く、人気が無いのはわかるような気もしますが、それが全てではなくて西海岸にもひけをとらない綺麗なビーチも有ります。
国道329号線を北部から南に走って行くと宜野座村に入り、まもなく左の道路わきに「宜野座ビーチパーク」の看板があり、そこを左折してしばらく進むと、又左に大きな看板が見つかります。
入っていくと、広大な敷地が芝生で整備され、海外交流何とかと言う大きな建物が…しかし、不気味な事に、人の気配が何処にもありません。
車を降りて中を覗いてみても、ガラス越しにがらんとした空間が見えるだけ…
そこから少し行くと、コテージ、管理棟、レストラン、テントサイトのどの施設が点在し、大きな風力発電機が、規則的な音を立てて回っています。
どの施設も建ててから利用された後がほとんど無く、ロックがかけられています。
ビーチまで降りてみると、これが結構透明度が高い!この日は天気も良くて、入ってみると水温も10月半ばとは思えない暖かさ。
遠くのリーフエッジで波が白く砕けています。足元には魚達が泳いでいます。
水道は出るようなので、風の向きで西海岸がコンデションが悪い時などには、こっちのビーチに来て見る価値はあると思います。
ところで、このような大型施設を利用しないで放置しておくほど沖縄の企業は余裕が有るのでしょうか。
過去の情報を調べようとサイトを検索してみましたら次のような記載が見つかりました。
宜野座リゾートのレストランなど整備進みお披露目
宜野座リゾート開発株式会社(国場幸一郎・代表取締役)が整備を進めてきた宜野座ビーチパークのビーチ整備やレストラン、ビーチバー、ショップなどの工事が一段落し、関係者が集まってお披露目のビーチパーティー。宜野座村の沖縄電力風力発電施設一帯の敷地にあり、国際交流村などもある。すでにコテージ四棟が完成、ビーチに砂を入れ現在レストラン棟などを建設中。 長期計画では四十万坪の敷地に三百二十室のホテル、ヴィラ、オートキャンプ場などを整備して行くが、レストランが開業することから、ソフトオープン。当面、バーベキュー用具の貸出や食材の提供、レストランを営業。さらにコテージ、ビーチの整備を進め、来年に向けてビーチとして本格オープンする方針。宜野座リゾート開発はホテル宿泊利用会員の第一次募集を行って入会するとコテージが利用できる。 |

観光復活願い込め、平和へのカウントダウン
引田天功さんがゼネラルプロデューサーを務めた「2002年平和へのカウントダウンフェスティバル」(主催・宜野座村、沖縄観光コンベンションビューロー、共催・県、琉球新報社)が、31日夕方から元旦にかけて宜野座ビーチパークの特設会場で開かれた。
イベントは米テロ以来、低迷する県の観光産業の活性化を目指す「だいじょうぶさぁ〜沖縄」キャンペーンの一環。 メーンイベントは、引田さんのイリュージョンショー。華麗な衣装に身を包んだ引田さんが、人を消して再び出現させるなど不思議で幻想的なマジックを繰り広げ、会場をわかせた。
年越しカウントダウンでは数千発の花火が打ち上げられ、2002年幕開けの夜空を彩った。 |
と言う事は、最近も利用した事が有るんですねー。しかし今現在、新しく作られたこのリゾート施設は荒れてきているようです。現在の工事の施主はムーンビーチとなっていました。
この先この施設がどのようなかたちで県民や観光客が利用できるようになるのか、ちょっぴり不安を感じてしまいます。
なにはともあれ、ビーチはなかなか素敵!帰りには芝生でテントを張ってキャンプをしている一団にも会いました。今のうちは、適当に使ってくださいね、って言うとこなのかなー(^^ゞ
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