古宇利大橋が開通して一年余り、どのような変貌を遂げているか興味が有っていってきました。
屋我地縞から古宇利島に向かう道の脇にある畑は、ちょうどひまわりが咲き誇っていました。
多少のばらつきはあるものの、皆同じ様な方向に大輪の黄色い花を向けているので、やっぱりひまわりは向日葵なんだ、と再認識。
相変わらず橋の途中から海の色が変わっていく様子は圧巻で、その先にある島に期待が膨らみます。
島に着くと、広い駐車場には大型の観光バスが何台か並んでいて、そこから観光客が降りていくところでした。去年来た時には建設中だった建物もすっかり出来上がり、中ではいくつかのお土産やさんが商品を台に並べて販売しています。

橋を歩いて行き、下の海を見るとアバサー(ハリセンボン)が群れを成して泳ぐでもなく漂っていました。
ちなみに橋の上からの釣りは禁止になっています。
島の外周道路を走ってみましたが、島の集落の中に向かう道は自動車進入禁止の看板。
道沿いには何軒か出来ているだろうと思っていた商店の類がまだ出来上がっていなくて建設中が2,3軒見かけられました。
一箇所景色の良いあたりでは、車が道路に何台も停まっていて、カメラや携帯で撮影していました。
この島はさほど大きくは無いので、一周と言ってもあっけないほどすぐに終わってしまいます。

ちょっと残念なのは、そこに並んでいるものの多くが古宇利島で取れたものではなく、県内各地で生産されたものでした。
なぜか、売っている様子ではないのに建物の柱に太い紐でつながれた大きなヤシガニが、じっとうずくまっているのが何かとってもかわいそうに思えました。
この駐車場の横にあるビーチもすっかり整備されて、夏になったら綺麗な海の水の魅力できっと県内からも多くの人が来るでしょう。

また売店のある駐車場に戻ってくると、中学生が卒業記念に製作した古宇利島を説明した地図と、例の伝説、年中行事、産物などを書いた
大きなパネルが、建物の端に立てかけられているのを発見。橋が書き込まれていませんから、それ以前のものでしょう。この島ならではのウタキ、グスクなど、良く書かれています。自分達の島に、きっと誇りをもって書いたのでしょう。橋が無く離島だった頃の、皆にもこの島の素晴らしさを知ってほしい!という気持ちが感じられます。
区長さんが頑張って観光案内をなさっているという話が新聞に出ていて、島を訪れる人達にフレンドリーな島を知る仕組みが出来ているのでは、という期待には残念ながらこたえられてはいない現状です。
確かに島に住む人が、観光客に自分達の生活の場に入り込んでほしくない、という気持ちはわかりますが、高価な橋で生活の利便性を確保した今、なぜ観光客がこの島を目指してくるのか、ということをしっかり把握していかないと、多少の利益をもたらすこの島のミニ観光ブームはそう長く続くものにならないのでは?とちょっとだけ心配になりました。
是非、何度でも来たくなるような奥の深い島になってほしいものです。
関連情報 伝説の古宇利島 古宇利島2005
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