沖縄本島南部の知念半島の先端、那覇から小一時間331号線を南下して山側に細い道を入ると、すぐに広場に出ます。そこが斎場御嶽の駐車場。
沖縄には、御嶽(ウタキ)拝所(ウガンジュ)とか呼ばれている神聖な場所がいたる所にあります。
その中でも、一番格式の高い斎場御嶽。
沖縄の始祖と言われるアマミキヨが造った七御嶽のひとつと言われ、聞得大君(キコエノオオキミ・琉球王朝最高の神職)の就任式もここで行われていました。
当時は、一般の人たちは入り口までしか入る事を許されず、国王でさえ途中までしか行くことができなかった程神聖視されていました。
木々の間を抜けていくとウジョウグチ。
昔はここから先は、一般には入れなくて、ここで香炉に線香を供えて拝んでいたようです。
今はどこまでも自由に入れるようになっているので、ご安心を。
そのまま道を進んでいくと、左手にウフグーイと言う拝所があります。綺麗に敷き詰められた石の祈る場所が手前にあり、香炉も用意されています。
そこを通り過ぎると、道は二つに分かれていますが、真っ直ぐ行くとユインチと言う大きな拝所があるところで突き当たります。そこに行く手前の右側に、小さな池があり、砲弾池と名づけられている所を見ると、多分大戦のあとでしょう。
周りの林の中にも、拝所と思われる所が何ヶ所かあります。
先ほどの二股の所まで戻り、サングーイに向かって行くと、広い所にでて大きな拝所があり、右手に巨大な2枚の石版がもたれかかってトンネルを作っているところにつきます。
ここの突き当たりの拝所になっています。
左に森の樹の切れまがあり、海の向こうの神の島久高を拝む事ができるよういなっています。
久高島は、沖縄の開祖アマミキヨが初めに降臨したと言われる大切な島。
あたりは、ここが沖縄の中に有るところかと思うくらい、周囲とは異なった深い森に包まれており、異世界にワープしたような神秘的な雰囲気です。
ここは沖縄に来たら、ぜひ一度は行って見てもらいたい所のひとつ。
ただ、今も多くの人が参拝に来る場所で、リゾートとは違った沖縄の一面を垣間見る事ができる貴重な場所ですから、それなりの配慮も必要です。
世界遺産にも登録され、これからも大切に守っていかなくてうはいけない所だと思います。


入り口からつづく道

ユンイチ

サングーイ手前の拝所
Copyright (C)1999〜 2005 Reserved.Okinawa information IMA All Rights Reserved