大蛇伝説が残る静かな池です

58号線を嘉手納ロータリーから胡差に向って進むと、左手に「道の駅かでな」があります。
道路を挟んで向かいが嘉手納基地に隣接する俗称「安保の丘」と呼ばれる小さな丘があり、現在も基地を間近で見る事ができますが、一望するということでは道の駅屋上のほうが上かもしれません。

そこから少しだけ先に行ったあたりの左手を気をつけながら進むと、歩道の向こうに写真のような案内板が立っている所があります。
そこから下に階段を20段くらい下りると、あたりは亜熱帯の植物で覆われた別世界のような空間。
正面に広がる池は緑色ににごり、いかにも何かが澄んでいそうな雰囲気です。
ヤマタノオロチ伝説をはじめ各地に大蛇伝説が言い伝えられていますが、そのの多くは大蛇の怒りを納めるために生贄を捧げるくだりがあったりしますが、この屋良ムルチも同系列の伝説が伝わっています。