良くシュノーケリングは危険と思われがちですが、落着いてやれば、こんなに気軽にしかも安全に海と親しくなれる遊びは、他にないと思います。まず、3点セットを身につけます。 3点セットとは、マスク、シュノーケル、フィンのことです。
機材の装着
はじめにシュノーケルはマスクのベルトの横に固定できるようになっていますから、とりあえずセットしておいてください。右でも左でも結構です。
マスクに頭髪が入らないように髪の毛を上に上げてから気をつけてマスクを顔につけ、鼻から息を軽く吸ってみます。これでマスクがおちないようでしたらOK! 頭の後ろにバンドを回し落ちないようにセットします。 このバンドは調整できるようになっていますので、あまりきつくしないで、ゆるいんじゃない?くらいでちょうど。 海中では水圧があるので、バンドが無くてもおちないくらいです。
ガラスに曇り止めを塗っておくと快適に遊べます。 (なければ、海草を塗ったり、つばを塗っておくのも有効です。)
次にシュノーケルをくわえてみてください。
マウスピースは両側に出っ張った所があるので、それを上下の奥歯で軽くくわえます。
最後に、口に負担がかからないようにマスクとの位置関係を調整します。

フィンは海に入ってからでも大丈夫。 これで一応セット完了です。フィンは波のないところで、ゆっくりつけましょう。
チャレンジ
背の立つくらいの所で、体をゆっくりとうつぶせにします。そして顔を水面につけてみてください。
マスクに海水が入ってこないことを確認したら、シュノーケルから、息を吐いてみてください。
万一水が入っていても、空気といっしょに出てしまいます。
シュノーケル鉄則:まず息を吐いてから吸う!
後は水面で身体を伸ばしてみます。 自然に水面に浮いているはずです。
顔を水面に出そうなんて考えない事!
顔を水につけている限り、シュノーケルは水面に出ています。 良く海中が見えるでしょ!
シュノーケルから息を吸って見てください。
楽に呼吸ができます。 そのまま、あまり膝を曲げずにバタ足をゆっくりしてみましょう。結構簡単に前進するはずです。

これで、取りあえず水面から海の中を観察する事ができます。
泳げる泳げないは、関係有りません。 後はあまりひざを曲げないように気をつけてフィンを
ゆっくり動かします。 これで移動もOK! もし、どうしても不安でしたら、ライフジャケットを着用するのもありです。
潜ってみよう
ちょっと自信がついたら、息を止めて(勿論いっぱい息を吸ってから)体を腰から直角に曲げてみてください。頭が水中に潜っていきます。
足が水中に入る位まで潜ったら、ゆっくりバタ足をすれば、だんだん潜っていきます。
でも、このまま潜りつづけると、耳が痛くなりますので、無理せず上がってください。
頭が水面にでたと思ったら、シュノーケルから強く息を噴出します。 そうすれば、又息をすって大丈夫!シュノーケル内の水は外に排出されています。 これで、あなたも2メートルくらいは潜れたと思います。

初めての人でも、勇気を持ってこの通りに進めたら、きっとここまでは1,2時間でマスターできるはずです。
もう少し潜ってみる?
もっと深く潜りたい?
(1)それなら、耳抜きと言うことを覚えなくてはなりません。マスクの上から鼻をつまみ、鼻から息をするつもりで強く気張ってみてください。 耳がポンといって気圧が変わります。 そう、潜っていく途中で耳が痛くなったら海中でそれをするのです。 そうすれば、一気に耳の痛さがなくなります。
人によっては、つばを飲み込んだり、あごを左右に動かしたりしたほうが、耳抜きを簡単にできる場合がありますので、試してみてください。
耳が痛くなったら耳抜きをしながら、より深くに潜っていくわけで、スキューバでも同じです。
体調によっては、どうしても耳抜きが出来ないことも有りますから、そういうときには無理をしないようにしてください。鼓膜に異常をきたしてお医者さんに行く羽目になる事もあります。
(2)ついでにマスククリアー といっても、大して難しいことではありませんが、遊泳中にマスクの中に何らかの理由で海水が入って来た時の対処法です。

マスクの上のほうを片手で顔に押し付け、顔をなるべく水面に対して垂直にしてから、鼻から息をゆっくり吐いてみてください。
軽い空気はマスク上部に入り、ついにはマスクの下のほうから海水が追い出されて、マスク内は空気だけの状態になります。
これはシュノーケリングに慣れてからでも大丈夫ですよ。
後は、息をどれくらい止めていられるかがどこまで潜れるかと言う事になります。
くれぐれもあまり無理しないよう。
もっと頑張っちゃいますか?
もし、あなたがより深いところを目指すなら、より長く息を続ける事のできるハイパーベンチュレーションにも挑戦してみましょう。
息を止める前に、3回以上数回まで吐く息に重点を置いた深呼吸をしてから、いっぱい息を吸い込んで潜ります。
それだけで
ほとんどの人が、30秒から一分くらい海中にいられると思います。
でも、あまりこれを繰り返すと、ボーっとしてしまう事があるので、危険でもありますから、注意してください。ハイパーベンチュレーション+長時間の深い潜水では、頑張りすぎると、ブラックアウトしてしまう事もあります。

海の中を楽しむだけなら、深くても5〜10m以内で遊ぶのが適当かと思います。
ここまで出来たら、あなたは単なるシュノーケラーではなく、もう
スキンダイバーと呼ばれてもおかしくないキャリアを持つ事になります。
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