玉城城は、まだまだ良くわからないことの多い場所で、は別名をアマツヅ城といわれています。
特徴的な岩をくりぬいて作られた城門を持ち、一の郭、ニノ郭、三の郭を階段状に持っていましたが、米軍基地建設の建築資材として使われてしまい、今は一の郭だけが原形をとどめています。
車を広めの駐車場に停めて、林の中の坂を少し登っていくと、最近石積みの補修工事と共に設置されている仮設の階段があります。
そこを登るとこの城跡を特徴付ける丸い石門。
門をくぐると、明るく開けた沖縄の城跡らしい広場にでて、その端から下を見下ろすと、南部の海が輝いている素敵な景色がありました。

ここも「島尻郡誌」でアマミキヨが築城したと伝えられ、その子孫である天孫氏が居城としたとも言われています。
少し広くなった所の天つぎあまつぎの御嶽が東御廻りの拝所となっています。(一部玉城村の説明版を参考にさせていただきました。)