首里城ではお正月に新春の宴という催し物があります。
北部の聖地から汲んで来た若水で入れたお抹茶と、お菓子を無料で振舞ってくれますが、 このチールンコーにはそこで初めて出会い、美味しく食べられたお菓子。
当事あまりあちこちでは売ってはいなかったのですが、最近ではたまにスーパーなどでも見かけるようになりました。
どんなお菓子かというと、沖縄のカステラと言うか蒸しケーキで、落花生やきっぱんを薄く切ったものを乗せたり混ぜたりしてあります。
何かとっても懐かしい感じの味。
甘味もすっきりしていて最近お気に入りです。
なぜか歴史を感じさせてくれる味に、きっと満足していただけると思います。
お土産もいつもちんすこうとかで無くて、,たまにはこんな余り有名になっていない琉球菓子もいいかもしれませんね。 お勧めはやっぱり老舗の二件をあげておきますね。
ちーるんこーの由来
琉球王家の菓子チールンコーは約200年前の琉球王朝時代に王家の包丁役(料理方)新垣が、貿易相手国だった中国の使節団(冊封使)から製造方法を受け継いだとされています。
当時としては、貴重だった鶏卵をふんだんに使ったチールンコーは、落花生や結餅(きっぱん)を小切りにして混ぜ、蒸したお菓子で、王家や貴族だけが食した格調高い琉球菓子です。

本家新垣菓子店 |
味 |
自然な味わいと言ったらいいのでしょうか。蒸しケーキらしい味。きっぱん等も生地にも練りこまれていてほのかに柑橘類の香りがして美味しいです。 |
駐車場 |
有り |
営業時間 |
10:00〜20:00 日曜は〜18:00 |
オフィシャルサイト |
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住所
問合せ先 |
沖縄県那覇市首里赤平町1-3
ゆいレール儀保駅から約3分
電話:098-884-3413 |
新垣カミ菓子店 |
味 |
首里城で使われている琉球菓子を作っているお店。直方体に蒸した密度の高いチールンコーは、独特の風味があります。 |
駐車場 |
有り |
営業時間 |
8:00〜18:00 |
オフィシャルサイト |
http://arakaki-kami.com/ |
住所
問合せ先 |
那覇市首里赤平町1-3-2
ゆいレール儀保駅から約3分
電話:098-886-3081 |
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2013年3月17日