伊江島 照太寺・権現堂

伊江島イメージ

霊地ですが、戦時は避難場所でも有りました。

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島の西部、西崎区に照太寺と権現堂と呼ばれる史跡があります。
由来をかいつまんでお話しすると、 尚清王(1527〜1555)の時代に、このあたりに毎晩光があって、近所の人々は不審に思っていました。
この話が国王にも届き、使者を送り調べさせた所、古い鏡を見つけました。老僧に聞いてみると、これは伊勢の天照大神の残したもので国家の大事と言う事になり、早速寺社を建てておまつりするようにと上申しました。

伊江島権現堂
照太寺本堂

照太寺山門
国王は早速ここに寺社を建立、以来村人の篤い信仰を得て栄えたといわれますが1945年に沖縄戦で焼失してしまい、昭和58年に改めて再建されて現在に至っています。
余り大きな建物ではありませんが、沖縄では余り数が多くない本格的な寺院の形式で、現在では臨済宗のお寺として綺麗に整備されています。
ご本尊は観世音菩薩様らしく、本堂に安置されていました。

そこから左に少しだけ歩いていくと、木々に囲まれた一角にある権現堂に行き着きます。
ここは小さなお堂ですが、やはり小ぎれいに整理されていました。

これは好みの話で私だけかもしれませんが、旅行の途中で寺社に立ち寄ると、何か気分が和らいでほっとした気持ちになれるので、お寺関係には行く事が多いです。

(2006年10月)


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