伊江島 ニャティヤ洞

伊江島イメージ

霊地ですが、戦時は避難場所でも有りました。

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伊江島の南側の道を西に進んでいくと、ニャティヤ洞の駐車場が左手にあります。
そこにはここが聖地である事、 「力石」(ビジル石)と言われる石があり、子宝に恵まれない女性が持ち上げると願いがかなうという言い伝えがあり、 また、戦争中は住民の防空壕として利用され、多くの人を収容した事から「千人洞(ガマ)」とも呼ばれていると言うことがかかれた石碑が立っていて、数台の自動車を停める事ができます。
ニャティヤ洞上からの風景ニャティヤ洞へ
  そして、洞の中央付近にはビジル石と言われる霊石が説明の碑と共に置かれていました。
でも、残念ながら言い伝えられている旧来の石は、整備する時点ではどれだか特定する事ができなくなってしまったらしく、近年になってそれらしい物を置いたと言うことでもあります。
このあたりはなんとものんびりした話ですね。
ニャティヤ洞内部からの写真

ニャティヤ洞入り口
ここから階段を下りて洞窟に向かうのですが、そこからの海の景色はとても美しく、沖縄の海ならではのブルーと浅い所に張り付いたアオサのグリーンが、とても映えて見えます。
 階段を下りると、すぐに大きな多分波の侵食でできたであろう洞窟につきます。
広々としていますが、奥は余り深い様子はありませんでした。でも奥に向かうと通路があるのかもしれませんが、聖地と言う事で入り口付近だけ見て回りました。
無論海岸にもすぐに出る事ができ、ここからの眺めもなかなかのもの。
ニャティヤ洞横の海ニャティヤ洞ビジル石 また、この島は戦時中は日本軍2700人が駐屯していて、一週間に及ぶ激しいアメリカ軍との戦いの末に日本軍はほとんど全滅、建物は空襲で破壊され、住民は洞窟や壕に避難して避難したのですが、日本軍
による強制自決、米軍による攻撃により1500人以上の方々が犠牲になったと言う事です。

(2006年10月)


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