伊江島といえばタッチューと言われるくらい有名なポイント。比較的平坦な島のやや東に、本島からもはっきり解るくらい唐突に突き出した山が有ります。
それが城山、俗称はタッチュー、もしくはイータッチューと呼ばれている172mある岩山です。
世界でも珍しいオフスクレープ現象と呼ばれる古い岩盤が新らしい岩盤に潜りこむ中で一部が剥がれて新しい岩盤の上に乗る事によって形づくられたと言う事です。実際に見ることができるのはこの山だけらしく、NETで検索しても城山の事しか出てきませんでした。
所がその階段がなかなか曲者で、一段一段が高さがあり、普段運動しないで椅子に座っている事の多い私的には、すぐに息が上がるほど。
でも、しばらく行くと視界が開けて眼下はるか下には素晴らしい景色が広がり、頂上に行ったらもっと素敵な見晴らしだろうと頑張る気を起こさせてくれました。
頂上に着くと、そこは大した広さは無くて岩がごつごつしているのですが、そこからの360度見渡せる景色は、伊江島の様子から綺麗な海を隔てて本島の様子もわかる、迫力満点のものです。この日は風が強くて怖いくらいでしたが、お天気の良い日なら、きっと最高に雄大な景色が楽しめると思います。