伊平屋島・念頭平松

伊平屋島イメージ

一見の価値がある銘木です。

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伊平屋島は山以外のところは田圃が広がっていることが多く、一回目の収穫が8月二回目が11月くらいの二期作を行っています。
県の天然記念物である念頭平松に行く道にも両側に田が広がり、私の行った7月には穂にたくさんの実をつけていました。

この念頭平松は、高さ8m弱、枝張り約25mという巨大な枝振りの良い琉球松で、久米島にある五枝の松とともに琉球松の二大銘木として有名です。
1990年に「新日本の銘木100選」に選ばれ、その周辺は拾い公園としてとても綺麗に整備されていました。

  言い伝えによると、この島には松の木が多くて、その松を目当てに盗みにくる不心得者もいたそうです。
  以前この場所には兄松と呼ばれる名木がおよそ500年前に植えられていましたが、今から300余年昔に隣にある伊是名島の男が盗伐して持ち帰ってしまいました。その後程なく男は松を伐った崇りで病気になり、亡<なってしまいます。
その後、このことを恐れた男の親類が松を伐ったおわびにと植えたのが、現在の念頭平松だといわれていて、樹齢は300年余りになるそうです。

説明板
上の枝を見上げて
  松の根元まで行くことが出来、上を見上げると空いっぱいに枝が広がる様子を見ることが出来ます。
この日は偶然でしょうが、可愛いミミズクかフクロウかがその枝の一本にとまって大きな目で下を見渡していました。

伊平屋の田園風景念頭平松ロング念頭平松幹の太さ念頭平松幹アップ
フクロウ?(2008年07月)


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