海洋文化館と沖縄郷土村

海洋博記念公園の中にある施設です。

最新型投影機を使ったプラネタリウムは必見です。
沖縄海洋博記念公園海洋文化館のプラネタリウム
 海洋博記念公園というと、どうしても「ちゅら海水族館」「オキちゃん劇場」などに目が行きがちですが、広大な敷地には他にも色々な興味深い施設が点在しています。

 その中のひつと、中央ゲートから入り、エスカレーターを降りてすぐ左手にある海洋文化館。 かなりの大きさのある建物で、とても安い入場料を払い入っていくと、左手には県内では数の少ないプラネタリウムのホールがあります。
GOTO光学の最新型投影機を使い一日数回の投影を行っていて、素敵な夜空を楽しめます。

 海洋文化館の展示は、現在改装中で平成25年春にオープン予定。リニューアルされたらなるべく早めに取材に行く予定です。
 反対にスロープを右にあがっていくと、非常に広々としたスペースがあり、メラネシア、ポリネシア、ミクロネシア、東南アジア、そして日本と海をキーワードにした文化について、実際に使用されていた物を展示しながら数十あると思われるブースごとに説明しています。 所々にこれも現物大の実際の船も展示されていて、興味が有る方は時間をとって見て回ったら、きっとここだけで1時間では足らないボリュームのある内容です。
週末でも混み合うと言う事はなく、自分だけの時間を持ちながら楽しんでいただけると思います。
海洋文化館
大人 170円 80円
小・中学生 50円 30円

沖縄郷土村

 そしてその建物を出て道の反対側には、沖縄郷土村があります。
沖縄の昔の家屋を再現したスペーズですが、かなり細部まできっちり再現されていて、当時の生活がここで営まれているかのような錯覚を覚えるくらい。
奥から住んでいる人が今にも出て来そうな雰囲気.。

 一般的なテーマパークで再現されている民家は、武士階級、もしくは大家などの当時としては特別な限られた人たちの家ですが、ここでは一般庶民の家も再現されています。
 テーマパークで見た赤瓦屋根の家が沖縄の昔の家だと考えていたとしたら、その違いに驚かれるでしょう。平和そうな沖縄も、やっぱり階級社会だったことがわかります。
 造りは茅葺のような形で、瓦を使っていない家。
そして床は竹のような木を並べて作られていて、ある程度の通気も考慮されているようです。
寝るためにはやはり木製品の薄手のベットのようなものを使っていたようで、クーラーの無い時代の夏場でもきっと快適な空間を確保していたと思います。

数軒の再現された家は、敷地と庭の様子も同時に作られていて、各々の前には説明が流れる装置と説明と家の平面図が描かれたボードが用意されています。
このエリアは完全無料。 そして人も多くなく、当時に思いをはせながらゆったり歩いて回れます。
  このように、意外と奥の深い海洋博記念公園。
行かれる時には時間をたっぷりとって、しっかり楽しみつくしていただきたいと思います。
海洋文化館入口付近プラネタリウム入口プラネタリウムの星空

沖縄郷土村に復元された昔の家昔の沖縄の家内部
Copyright (C) Okinawa information IMA All Rights Reserved   更新: 2013年2月17日