
沖縄って結構奥深いなーと思う事が良くあります。 先日雑誌を見ていると、見かけないお菓子が…。
名前がきっぱん。 これは1度食べてみなければ!と言う事で、早速行ってみました。
国際通りから少し細い道に入り、ちょっと走ると右手におしゃれな雰囲気のお店。すぐにわかりましたが、駐車場が無いので、仕方なく路駐。
有りましたありました!
見ていると、お店の方が試食用のお菓子とお茶を出してくれました。値段は一個350円。
早速買って説明を読むと、沖縄産の九年母(柑橘類)やカーブチーなどを原料に数日間手間暇かけて作られるようです。 三百年程前に中国の福州から伝わったらしく、琉球王朝への献上品にもなっていたとの事。
手間がかかるために以前は4軒の店でつくられていたようですが、現在はこの店一軒だけで伝統の味を伝えているようです。
とても薄く砂糖をコーティングしてあり、表面には品の良いつやが有ります。
これを小さくカットして一口サイズにして戴いてみたら、なかなか奥深い味。柑橘類の香りが口に広がり、甘さはひつこくない。
ゼリービーンズのような粘りがある口当たりですがそれよりはかなりはぎれも良く、後味に少しの甘さとほのかな苦味が残ります。
2個ほど買ってきて抹茶でいただきました。
私的には美味しく戴きましたが、塾の子供には賛否両論。
そう言えば大人向けの味では有りますね。