那覇では、11月の半ば頃からトックリキワタという木の花が、濃いピンクの美しい花を咲かせています。
沖縄のどこに 行っても咲いていると言うほど多くはないですが、所々に華やかな景色をつくっていて、那覇周辺では街路樹として植えられている所もあります。
原産地はブラジルでパンヤ科の植物。
幹が途中で膨らんでいるので、トックリ、花の後に綿のような物ができるのでキワタって言うんじゃないかと、一人で納得していますが、本当の所は不明。
この綿はクッションなどの詰め物として実際に利用されているようで、幹は漆器の材料にも使われ、とても役に立つ木のようです。
でも、幹には鋭い棘もあり要注意。
朝晩大分涼しくなってきた沖縄ですが、そこは他県とかなり様子の異なる亜熱帯気候。
この他にもブーゲンビリアとか、名前はわからないけど黄色のかわいい花とか、一年中私達の目を楽しませてくれています。
こんな時期に、トックリキワタの花を楽しみながらの散策も楽しいものです。

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