漫湖公園
Manko Park

那覇市内の漫湖公園はラムサール条約認定湿地

漫湖公園 空港方面から高速の那覇インターに向かって行くと、途中大きな釣り橋を通ります。 この下あたりが国場川本流や長堂川、饒波川の合流地点にあたり、県内唯一と言われている自然の湖、漫湖。その周辺は漫湖公園として地元の人たちの憩いの場になっており、テニスコートを始めとするスポーツ施設もあります。
漫湖公園内湿地帯のマングローブ群  干潟にはマングローブが生い茂り、市街地の中にあっても昔からの自然として残っています。 野鳥の餌となるゴカイ類やカニ類、魚類も多く生息し、国内でも有数の野鳥飛来地となっています。
その干潟は多くの生き物の生息場所、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約、ラムサール条約に日本で11番目に登録されました。
県内で確認されている野鳥約400種のうち、百数十種までが漫湖周辺で確認されていて、ムナグロ、メダイチドリ、ダイシャクシギ、キアシシギ、ハマシギ、そして冬になると世界でも数が少ないクロツラヘラサギも定期的にここをおとづれ、これらを観察に来るバードウォッチングの人達も良く見かけます。
漫湖公園に来る鳥たち漫湖水鳥湿地センターセンター内の観察施設 南西湖岸には漫湖水鳥湿地センターがあって、野鳥観察用の設備も整っていて、しかも入場無料。
質問にも職員の方が快く答えてくれました。漫湖公園見取図
漫湖に来ていたダイサギシオマネキ  特に漫湖南岸には、河川から土砂が流れ込み水深が浅くなっていてマングローブ(※マングローブとは、沖縄のような熱帯・亜熱帯の河口付近の湿地帯などの干潟に生育するヒルギ、オヒルギ、ヤエヤマヒルギなどの樹木の総称です)の生育に適した環境で、県内有数のメヒルギ林が広がっています。
私が湖岸まで降りてみた時には、かわいいシオマネキの子供達がいっぱい歩いているのが見られました。 野鳥に興味のある方は勿論ですが、そうでなくても時間が有る時に寄って見たら、新しい発見があるかもしれませんね。
桜の時期の漫湖公園遊歩道 それと初春には桜並木も見ごたえがあり、桜祭りも開催されてにぎわいます。
蝶々ガーデンのオオゴマダラ もう一つ、蝶々ガーデンという沖縄ならではのオオゴマダラという蝶々を見ることのできる施設があります。黄金色のサナギは、とてもきれいです。
蝶々ガーデンのページへ→
交通 那覇空港から 約5.5km 約20分
ゆいレール 奥武山公園駅 徒歩約20分
駐車場 駐車場有り
利用料金 無料
開館時間 AM9:00~PM9:00
湿地センターはAM9:00~PM5:00
休館日:月曜(※祝日の場合は翌日振替) 慰霊の日(6/23) 年末年始(12/29~1/3)
住所 沖縄県豊見城市字豊見城982
沖縄県那覇市古波蔵3-23-1
問合せ先 那覇市公園管理課   098-951-3239
漫湖水鳥湿地センター 098-840-5121
オフィシャルサイト オフィシャルサイト
漫湖水鳥湿地センター



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