吉野海岸から、83号線を2.5キロほど北西に行った所にあるビーチです。空港から78号線で来と15km約30分。ここも道路沿いにわかりやすい新城海岸と書かれた案内が立っています。
海に向かって道を進むと、突き当たりに駐車場があります。もうそこはビーチのすぐ前。
駐車場の先にあるスペースの端っこには、一軒だけレンタルと簡単な食べ物などを売る売店が出ていました。
海岸にはいくつかの仮設の東屋。
屋根によしずが乗せられて日陰を作り、これも素朴なテーブルと椅子が用意されていて、
「無料です、ご自由にお使いください。」と書かれていました。
ここに来るまでのいくつかのビーチでは、パラソルと椅子はレンタルで、1000円から3000円でしたので一寸びっくりしましたが、その一つを使わせてもらう事にしました。
近くにいたグループは、三線をぎこちなく弾いて楽しんでいました。これも無料で自由に使わせてくれているようです。

珊瑚の種類もあり、魚達も色々います。大き目のタマン等は見かけませんでしたが、かわいい魚達の赤ちゃんには数多く会うことができました。
この日は時々かなり強めの風も吹いていたのですが、透明度は問題なく確保されています。
リーフエッジまで行くと急に深くなり、珊瑚の群生も大型の魚も数多く見られますが、波も高くなり流れもあるのでお勧めできません。といってもビーチからはかなりの距離があるので、そこまで行き着くには一苦労ですから心配ないかも。

小腹がすいたので、売店でたこ焼きと飲み物を注文して食べました。 出てきたたこ焼きはまん丸に焼かれていて、口に入れると周りだけぱりぱりに焼けていて、中は適度にとろっとしていて美味。
ここにおいでになったら、是非食べてみてください。
1パック500円で結構食べ応えもあり、この日のお昼ご飯はこれだけで済ませてしまいました。

綺麗なビーチで、しかも快適な日陰の椅子に座り、近くから三線の音が流れてくる。こんなに素敵な環境を無料で提供してくれる売店の方に感謝。
このビーチをできる限り快適に楽しんでほしいという気持ちが伝わってくるような気がしました。
一休みしてから海の中に。
満潮には、まだ2,3時間ある環境でしたが、イノーはかなり沖までつながっていて深くても2,3メートル。
多くの場所は1メートルから2メートルくらいで、シュノーケル初心者でも安心して楽しめるビーチです。
(2006年10月)