宮古島最高の御嶽です。

宮古島 漲水御嶽

宮古島イメージ
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宮古石畳 町の繁華街から少しだけ外れた所に、こんもりとした小さな木々の茂みがあり、その中に漲水御嶽(ハリミズウタギ)があります。すぐ側には18世紀のはじめに作られたと言われる、以前は祥雲寺というお寺まで続いたと言う広い石畳道も残っていて、歴史を感じる静かな一角です。
 漲水御嶽は首里王府公認の御嶽として、古くから宮古最高の霊場としてツカサヤーとも呼ばれ、広く知られていました。 ここには宮古の創世神話の神々が祭られています。 その神話の一つの概略はこのようなものです。
 まだこの世界に人が現れる以前、恋角{(古意角)こいつの}・恋玉{(姑依玉)こいたま}の二神が漲水に天降り、一切のものを生みだして昇天しました。
この跡地に建てられた御 嶽が漲水御嶽です。

 それから数百年後、平良のすみや里の夫婦の娘が聟を取る以前に妊娠してしまいます。驚いた父母が娘に問うと、毎夜清らかな若者がきて夢心地になっているだけだと語ります。不審に思っ た父母は、とても長い糸をつけた針を若者の髪に刺すよう に指示し、翌朝糸をたどって行くと、漲水御嶽の洞窟に、首に針を刺した大蛇に出会います 。その夜、若者は娘の夢に現われ、「我はこの島を創った神恋角の変化なり、この島の守護神を仕立てるために汝に思いをかけた。3人の娘が生れ3歳になったら連れてくるよう に。」と告げます。
漲水御嶽漲水御嶽脇の祈りの場所
漲水御嶽の森漲水御嶽地図

やがて娘3人が生れ、3歳になって連れていくと、3人はそれぞれ大蛇の 首、腰、尾に抱きつき睦まじい様をみせ、大蛇は光を放って天に昇り、3人の娘達は御嶽内に姿を消して宮古の守護神になりました。

  また、島始神託という古文書では、天界の古意角という 男神が、天帝に島づくりを願い出ると、天帝が天の岩戸の先端を 折り海に投げいれると出来た島が宮古であるという話も伝わっています。
この日もこの御嶽で、熱心に祈りをささげるユタと依頼者らしき人達が二組いました。きっと今も宮古の人達の生活にしっかり根付いている祈りの場所だと思います。
(以上一部は宮古毎日新聞さんの記事を参考にさせていただきました。)
(2006年10月)

関連情報: 宮古島の史跡 宮古島


※観光で祈りの場所に行くことも有るかと思いますが、地元の方々にとっては神聖な場所。
祈りの邪魔になったり、失礼のないように気を配るのが、礼儀だと思います。
騒いだりするのは論外です。
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