宮古島の自然
宮古群島は八つの島(宮古島・伊良部島・下地島・池間島・来間島・大神島・多良間島・水納島)から形成されていて、総面積は約226km、沖縄県のほぼ真ん中、沖縄本島から南西に約300km離れた東経125度、北緯24度前後に位置します。
宮古島市はこの中で多良間、水納の2島を除いた部分で、その中でも宮古島は面積の約80%を占めています。隆起サンゴ礁の石灰岩から出来ていて山らしい山は無くて最高で標高115m。地下水が豊富で、総面積の半分前後が耕作地です。宮古島の内陸部は道が細かく作られ、その両側にはサトウキビ畑などが広がる景色が一面に広がります。
また、沖縄でもハブがいない島として有名です。
宮古島の人口
宮古島の人口は約五万五千人で、伊良部島に7千人弱、多良間島に約千三百人の他は、ほとんどが宮古島に住んでいます。来間島、池間島は宮古島から海をまたぐ橋で繋がっていて、5kmほど離れている伊良部島にも橋をかける計画があるようです。
宮古島の産業文化
産業としては前記のように農業も盛んではありますが、最近では沖縄本島と同じく観光産業も盛んで、1年間に35万人以上の人々が、素晴らしい海などの自然や独特の伝統文化を楽しみに訪れます。
毎年、
全日本トライアスロン大会も開かれ、プロ野球チームでも温暖な気候を利用してのキャンプ地に利用する所も出てきて、スポーツの島としても知られています。
また、16世紀中ごろから続く伝統ある産業文化の一部として、国の重要無形文化財にも指定された一反織り上げるのに何ヶ月もかかるといわれる
宮古上布も有名。
最近では、
宮古産マンゴーもマスメディアに取り上げられ、その美味しさを味わった人達からも好評を得て高価格で取引され、産業の一部になりつつあります。
宮古島には言葉を初め、独特の文化が育っていて、それは宮古群島の島々の間でも異なっています。