一見すると、ちょうどミニサイズのインカのピラミッドを思わせるような緻密な階段構造の外観は、なかなか迫力のあるものです。沖縄本島でも大型の墓はありますが、このような構造のものは見た事がありませんでした。
墓地内には階段から降りていく井戸も作られていて、今も水をたたえています。
ただ、残念なのは写真でもお解かりのように草が密生していて見学のために入る事も大変な状態。ここだけでなく、この一帯の史跡に共通する事でした。
近くにある一門の後妻を祀ったといわれるアントマ墓は、木々に覆われる寸前の状態です。
早目にしっかりした管理が望まれます。