細い道を入っていくと、右のような荒涼とした景色が広がりますが、海に向かって進んで行くと、平水域のように波が全く無い透き通った海水で満たされた、美しい小さなり江がいくつかあります。
ごつごつした石に囲まれているので、海へのエントリーは困難に見えますが、その中の一つは小さな砂浜から安全に海に入って行けました。
浅い所は透明度が高いのですが、先に進んでいくと海から流れ込む水とのぶつかりあいで、少しだけ濁った所があります。ここを泳いで抜けていくと、少し広くなった所にでて、又透明度が上がってきます。



その先は、珊瑚礁が続いて外海に出ますが、外海は波の高い時も多そうなので、静かな内側で遊ぶのがお薦めです。この時も外海は怖いほどの波が立っているのが見えましたが、タイトプールの様になっている内側では、ほとんど波がないと言っても良いくらい静かな水面でした。
海の中はソフトコーラルなどの珊瑚の根も多く、そこにはクマノミ、カクレクマノミなどや鮮やかなブルーのルリスズメダイなどが遊んでいます。
一番深い所でも3mくらいのこのエリアは、シュノーケリング初心者でも充分に楽しんでいただける事と思います。そしてメジャーなビーチのように、浅い所の珊瑚が折られて死んでいるというようなこともありません。
遊んでから陸に戻る時のために、水路から進んだら後ろを振り返って来た所をしっかり覚えておいてくださいね。いくつかの入り江があるので、、簡単に上がれない所に出る可能性があります。
といってもすごく広いと言うわけではないので、うろうろしているうちに戻れるとは思いますが。
あと、ここの海にはクマノミなども多い事でもわかるように、イソギンチャクや毒性の有る貝も見かけました。海の中でやたらに素手で色々なものに触れないように気をつけてください。岩場を歩くなら、角が立っているところもあるのでしっかりしたサンダルかマリンシューズも必要かと思います。
何にせよ、ここはいくつかのポイントと同様、監視員もいないし何の設備もありません。
完全に自己責任で楽しむことになりますので、気をつけすぎるくらいの体調管理と安全に対する気配りをお忘れなく。
(2008年09月)
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