琉球王朝の慶賀行事として長い伝続を誇る壮大なイベントで、大綱は自然の材料で作られた最も巨大なロープとしてギネスに1995年公認され、以降毎年記録を更新中です。
長さは約200M、重さは40トン以上の巨大な縄を、沖縄のメインストリート、国道58号線を通行止めにして、東と西で引き合います。
那覇大綱引きの伝統は400年以上も続き、第2次世界大戦の間だけ中断されましたが又すぐに復活。
すっかり那覇の秋の定番行事になっています。
雄と雌、もしくは東西を象徴した2本の巨大な綱は、綱引きの時に1つにつなげられ、その縄には長さは7メートくらいの200本以上もの小さな手綱が取り付けられていて、参加者が大綱を挽く時にはこれをもって引っ張ります。
ドラや鉦(かね)、太鼓が鳴り響く中、綱を手にしようと数万の群集がかびしめぎ波うつその様子は実に壮観で、那覇まつりのメインイベント。
この綱の端を切って持ち帰り、縁起物だとして大切にする人も多くて、中にはこれだけもらいに来る人もいます。
那覇祭りの期間は人出も多く、道路渋滞、交通止めなどが那覇近辺ではありますので、その頃沖縄にこられる方は、情報を確認してくださいね。
(このページの写真は、一部那覇市観光課のフリー素材を利用させていただいています。)
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2013年10月27日