琉球村・有料ゾーン
Ryukyu Village

沖縄イメージ

琉球村の有料エリアはゆったりと

 チケットを買って順路を進んでいくと、80~200年位前の沖縄の古民家が点々と配置されています。 家々にはスタッフがいて、三線を弾いていたり、オバーがお茶の接待をしてくれたりと、まるでそこで生活をしているかのよう。
 一軒の家の中では簡単なウチナー芝居が行われていました。 あの難解なウチナー口での寸劇ですが、お客様にも理解できるように工夫されています。
お客は家の外から立ち見で家の中を覗くというスタイル。 ひとしきりするとスタッフは庭に下りて、総出でエイサーが始まり、定番のカチャーシー。間近で見ることの出来るこれらのイベントは、ステージを見るよりも親近感が沸いてその中の一員になったような錯覚を覚えます。
 もう一軒の家では、89歳になるおばあちゃんが、頭の上に一升瓶を載せて、とっても元気に三線の音に合わせて踊っていました。
 各種体験メニューも古民家で行われているものも多く、時間をとって楽しんでみるのも一興。
 そのまま順路を進むと、色々なお土産やさんとかパーラーが点在し、焼き物の工房と販売用に展示された建物の中に入り、そこを抜けたら広場にでてサトウキビを搾る製糖工場に。
 昔ながらの水牛に石臼をひかせてキビから液体を取り、煮詰めて黒砂糖にしている様子を見学できます。  この側の建物の屋根には、実にバラエティーに富んだシーサーたちが乗っているので、お見落としのないように。
 南部にある沖縄ワールドとよく比較されますが、確かに少しコンセプトのかぶっている所もあります。 ショーとしてのエイサー演舞では差があることも事実。でも、身近に沖縄を知ってほしい、楽しんで帰ってほしい、というスタッフの気持ちは、けして劣っていないと思いました。 そして、昔の沖縄を再現しているという点では、琉球村に一日の長がありそうです。
 中部に行かれた時には、時間をゆっくりとって、是非立ち寄ってほしい施設です。 きっと、素敵な楽しい思い出が作れると思いますよ。

琉球村略図
※琉球村の略図
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