沖縄の桜は、寒緋桜。
他県に咲くソメイヨシノの、はかないくらい薄いピンクの花弁が一弁づつ風に吹かれてはらはらと舞い落ち、地面が淡いピンクの毛氈を引いたようになる、と言うような風情はありません。 でも、ちょっとだけ艶やかなピンク
の花をいっぱい咲かせてくれる沖縄の桜も、それはそれで華やいだ美しさがあたりの雰囲気を変えてくれて、なかなか素敵なものです。
ソメイヨシノの桜前線は、勿論九州から順に北に向かって進んでいきますが、なぜか
北から南下してくる沖縄の桜前線。
何で?と不思議に思っていましたが、このなぞ?が最近やっと理解できました。
寒緋桜は花芽が夏ごろに作られていて、それから休眠状態に入るのですが、一定期間寒さにさらされてから目覚めてくるらしいので、沖縄でも比較的寒い日の多い、山とか北部から咲き始めて、だんだん寒い日の少ない南部の平地に向かってくるらしいです。
ですから、北部の八重岳、今帰仁城跡あたりからだんだん名護にかけて咲き始め、少ししてから、那覇の与儀公園の桜祭りが始まったりするわけです。
私の住んでいる、宜野湾あたりでも、一月後半にぼつぼつ見ごろになってきます。
このころには、南部の桜もつぼみが膨らみかけています。
1〜2月に観光においででしたら、沖縄でお花見もよいのでは?
沖縄の主な桜の名所 |
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那覇空港から約87km
(沖縄高速利用で約110分) |
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那覇空港から約96km
(沖縄高速利用で約120分) |
名護城跡 |
那覇空港から約77km
(沖縄高速利用で約85分) |
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那覇空港から約8.5km
(自動車で約30分) |
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