沖縄のお菓子で有名なのは、まずちんすこう。そして、2番目に来るのは、紅芋タルトやちんすこうチョコラではなく、きっとサーターアンダギーでしょう。
サーター=砂糖・アンダギー=揚げ物という二つの言葉の合成語です。 中国にも似た開口笑というお菓子があるのできっとそちらから来たのでしょうが、いまや沖縄の特産物に。
昔は砂糖が貴重品で、普段は砂糖のない白アンダギーが一般的で、特別の時だけにサーターアンダギーが作られたようです。
現在は、かぼちゃ、ごま、黒糖などなど味にもかなりのバリエーションがあり、売っているお店も数知れず。 喫茶店のカウンターにもバスケットに入りプライスカードのついたこのお菓子に会う事があります。
大きさも大きなソフトボール大からゴルフボールをふた周りくらい小さくしたくらいのものまで。
大きいものは、ご結納などのお祝い事に使われます。
歩のサータアンダギー
私が一番気に入っているのは、那覇公設市場の2階の片隅に有る専門店「歩」。
この店の商品は、サーターアンダギー一種類だけ。
10時過ぎに開店して、早いときには10時半か11時にはもう完売ということも。
早起きの嫌いな私には、なかなか入手困難なのですが、卵の黄身だけを使い、そこに気持ち隠し味にピーナッツバターが入っているらしく、くどさはなくて、それでいてしっかり味が生きている。
出来立てでも冷えてからでも美味しく食べられるもので、是非機会が有りましたら皆さんも試食してみてくださいね。
ちなみに通販もやっているようです。

安室のサータアンダギー
次に気に入っているのが、安室と言う店のサータアンダギー。 ここもサータアンダギーだけが商品ですが、いくつか種類を作っています。 ここのものも有名で、歩よりは少しだけ味が薄くてさっぱり系でなかなかの味だし、冷めても美味しくいただけます。
お店は首里に。

駐車場 |
店頭に駐車場有り |
営業 |
10:00〜18:00 定休日:日曜 |
住所
問合せ先 |
那覇市首里石嶺町1-132-5
098-887-5509 |
安室はもう一軒有ります。
駐車場 |
店頭に駐車場有り |
営業 |
9:00〜18:00 定休日:日曜 |
住所
問合せ先 |
那覇市首里久場川1-20
098-884-3060 |
また、各家庭でオバーが作るその家独特のものも、なかなか捨てがたいものが多いです。
スーパーに行くと、サータアンダギーミックスなる専用の粉も売っているので、おうちで挑戦してみても楽しいでしょうね。
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関連情報:
沖縄のお土産 きっぱん ちんすこう ちーるんこー
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2013年3月17日