沖縄の海でシュノーケリング

技術編

最高の海を充分楽しむために
良くシュノーケリングは危険と思われがちですが、落着いてやれば、こんなに気軽にしかも安全に海と親しくなれる遊びは、他にないと思います。まず、3点セットを身につけます。 3点セットとは、マスク、シュノーケル、フィンのことです。
   始める前に、珊瑚の海を楽しむためのお願いのページにも目を通してくださいね。

機材の装着
シュノーケルをマスクにセット
マスク はじめにシュノーケルはマスクのベルトの横に固定できるようになっていますから、とりあえずセットしておいてください。
右でも左でも結構ですが、マスクのベルトの外側にパイプが来るようにしましょう。
マスクをつける
 マスクに頭髪が入らないように髪の毛を上に上げてから気をつけてマスクを顔につけ、鼻から息を軽く吸ってみます。 
これでマスクがおちないようでしたらOK!
レンタルなどで、もし顔に合わずに落ちてしまう時には、遠慮しないで違うタイプのものに交換してもらってください。
 頭の後ろにバンドを回し落ちないようにセットします。 このバンドは調整できるようになっていますので、あまりきつくしないで、ゆるいんじゃない?くらいでちょうどぴったり。 海中では水圧があるので、バンドが無くてもおちないくらいです。
ガラスに曇り止めを塗っておくと快適に遊べます。
  (なければ、海草を塗ったり、つばを塗っておくのも有効です。)
シュノーケルを銜えてみよう
マスク2 次にシュノーケルをくわえてみてください。
マウスピースは両側に出っ張った所があるので、それを上下の歯で軽くくわえます。

最後に、口に負担がかからないようにマスクとの位置関係を調整してください。 勿論くわえるのですから多少口が尖ってしまいますが、女性の方も気にしないでしっかりと。

フィンを履こう

 フィンは海に入ってからでも大丈夫。
慣れないうちは、膝から腰くらいの浅い所で履くのが一番楽だと思います。特に沖縄の海では波打ち際付近には大きな波が来ることは少なく安心です。
 ビーチでフィンを履いて波打ち際から海に入るような時、短い距離をフィンを履いたまま歩くようになりますが、こんな時には後ろ向きに歩いてください。
前向きに歩くとフィンをいためたり、足に無理がかかったりします。

これで一応セット完了です。

水中マスクを付けた所の写真シュノーケルをくわえた写真シュノーケルをセットして横から見た写真

練習

 人間は普通鼻から息をしているので、口だけからの呼吸という事に慣れるのが始めのステップです。
これは普通に部屋の中でも練習できますから、 海に出かける前に挑戦しておいてください。

 お風呂場で、もし時間がなかったら海についてから背の立つ浅くて波の無い安全な所でマスクとシュノーケルの扱いに慣れておくことも、いざというときにパニックにならないために大切かと思います。
 まず、マスクとシュノーケルをセットして顔を水の中につけます。 出来たら頭まで漬かって下さい。
そして シュノーケルで息をする練習。
勿論最初に息を吐くことから始めます。

シュノーケルクリアー

  そして慣れてきたら、わざとシュノーケル水を入れてから思いっきり口から息を吐いて、シュノーケル内の水をクリアーしてそのまま呼吸を続ける練習。
これがシュノーケルクリアという方法で、実際に海でシュノーケリングしていてシュノーケルに水が入ってきても簡単にクリアーすることができるようになります。
マスククリアー
 これはもう少し難しいかもしれません。
マスクに入ってきた水を鼻から息を吐くことによりクリアーする方法です。
  マスクのなかに水をわざと入れてから、顔を立っているときと同様にまっすく立ててマスクの上側だけを手で押さえてから鼻から息を出します。
 するとマスク内に吐いた息が上のほうに溜まり、結果的に下から水が排出されます。
 うまくいったら今度は水の底にマスクを沈めてから自分も水中にもぐり、そこでマスクをつけて鼻から息を出してマスク内の水を追い出して上がってくる練習。これが出来るようになれば、まずマスクの扱いに関しては、もう安心です。

  ただ、ここまで出来なくても深く潜らないで海面を移動するようなシュノーケリングには、全く問題ありません。
チャレンジ
シュノーケル鉄則:まず息を吐いてから吸う!

  背の立つくらいの所で、体をゆっくりとうつぶせにします。そして顔を水面につけてみてください。
マスクに海水が入ってこないことを確認したら、シュノーケルから、息を吐いてみてください。
万一水が入っていても、空気といっしょに出てしまいます。
後は水面で身体を伸ばしてみます。 自然に水面に浮いているはずです。もし浮いていないなら、体を真っ直ぐに伸ばせていないと言うこと。怖がると腰を曲げてお尻を海面に出したような格好になりがちですので、気をつけてください。

顔を水面に出そうなんて考えない事!
 顔を水につけている限り、シュノーケルは水面に出ています。 良く海中が見えるでしょ!
シュノーケルから息を吐いてから吸って見てください。
楽に呼吸ができます。
そのまま、あまり膝を曲げずにバタ足をゆっくりしてみましょう。結構簡単に前進するはずです。
シュノーケリング
  これで、取りあえず水面から海の中を観察する事ができます。 泳げる泳げないは、関係有りません。

  後はあまりひざを曲げないように気をつけてフィンをゆっくり動かします。 これで移動もOK!
もしどうしても不安でしたら、ライフジャケットを着用するのもありです。特に初めてのお子様ならライフジャケットを着用していたほうが、不安がなくなり上達も早いかと思います。

と言うことで、海面を移動するだけなら問題なくできるようになったと思います。きっと眼下を泳ぐ魚達や珊瑚の林を気軽に見る事ができます。 
  でも、それだけだと何か物足りない…そう、海の中は地表と違って潜って行く事ができます。
続きのページで少しだけ潜ることについで説明させていただきます。        続き(少し潜ってみる)
関連情報:沖縄でシュノーケリング(機材編)

ほんのちょっとだけ勇気を出して、トライしてみてくださいね。珊瑚の海が待っています。

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