沖縄の離島方言(宮古・八重山)


簡単な沖縄の離島方言

沖縄本島に住んでいても、他の島から本島に移住している人達に出会うことは多々あります。 そして地域によって方言の違いが大きいことに驚かされるわけですが、なぜか頭に残る言葉も。
そんな宮古・八重山の言葉を少しだけ集めて見ました。

宮古方言(みやくふつ)

アイジャ

液体がかかった時に発する感嘆詞?
以前本で読んで驚きました。水をかけて「アイジャ!」と言われたら、それは間違いなく都の人だとか…。なかなか実行が難しそうですが、一度はやってみたい悪ふざけです。

アバ

あれ?? 宮古まもるくん
アバ、~ベキ、アーガイ、タンディーなんていう言葉が会話の中に含まれてしかも声が大きめなら、98%くらいの確率で宮古の人です。

アバラギ


美しい
ウチナー口のチュラに相当します。美人はアバラギミドゥン。 ちなみにミドゥンは女性のことです。 でもアバラギってあんまあり美しいって感じのしない語感ですが、そんなことを感じているのは私だけでしょうか?

オトーリ

宮古で行われる島酒の飲み方
昔宮古で病気が流行ったときに、病気くらいで友情は変わらんよー、とばかりに同じグラスで回し飲みしたのがもとになったといわれています。 が、今では1人づつちょっとした話をしながら飲みまわすという恐怖のエンドレス酒盛りの事を言います。 とりあえず、酒ならいくらでもOKという人意外は、許していただいた方が身体によいと思いますよ。

サイガ

接尾語?~じゃんみたいな…
宮古の人は話し声が大きくて大勢で話してるとちょっとびっくりする事が多いんだけど、気の良い人が多いので素敵な島。サイガを使わないミヤクーピトゥはいないはず。 アバ、とサイガ!が会話に入ってたら、間違いなく宮古の人。沖縄はそんなに広くないけど、ちょっと場所が違っても方言が違います。大きく分けて、本島と八重山、宮古では本格的方言でしゃべったらお互いに意味がわからないくらいです。

ダイズ

とっても・大変な
といっても大豆とは全く関係なくて、ウチナー口のデージにあたります。

ンミャーチ

 
いらっしゃい
宮古的メンソーレー。

八重山


八重山地区も石垣島の中でさえ言葉に違いがあります。ましてや竹富とか与那国とかの離島部でも大きな違いが。
ここでは石垣市周辺の言葉について、少し触れてみました。

アッパリシャーン

美しい
宮古のアパラギもなんとなく?と思いますが、この言葉も同様。いったいどんな語源なのか、調べてみたいです。

オーリトーリ

いらっしゃい
八重山的メンソーレー。

トゥモール


以前石垣島の離島ターミナルにトゥモールネットセンター石垣と言う施設が出来ました。これと連動した離島サイト立ち上げが企画段階でなぜか私の所にも内地企業を通してサポート依頼がありましたが、何億も使った割には無理なプランニング。心配しながら見守っていましたが、最終的には違う企業が請け負ったらしくて立ち消えになったようです。 と言うことで興味があって石垣に行った時によって見ましたが、大掛かりなネットカフェみたいな感じで利用者は本当に少なくて寂しい状態。何はともあれ、行政は地に足のついたプランニングをして、沖縄県内の企業に仕事を任せてほしいものです。

ミーファイユー・ニーファイユー

ありがとう
ウチナー口ではニフェーデービル。でも八重山方言のミーファイユーってフランス語っぽいというか、響きがとっても綺麗だなって、ちょっと好きな言葉です。ちなみにミーファイユーのほうが丁寧語。

ミシャロルネーラー

こんにちは
ミーファイユーよりももっとヨーロッパの言葉っぽいです。まだ一度も聞いた事がありませんが、出来れば美しい年頃の女性から聞いてみたいものです。


八重山地方航空写真
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