屋我地ビーチ

北部の屋我地島にあるビーチです。

屋我地ビーチの夜は神秘的
沖縄の松島と呼ばれている風光明媚な羽地内海の横を通り抜けると、左側にきれいな橋がかかっています。左折してそこに入ると、すぐに屋我地島。
右側のビーチは、芝生のキャンプ場の向こう側にあります。
ビーチ自体は普通で、干潮時には浅くなりすぎるので、ちょっと泳ぎにくいかも。シュノーケリングなどには向かないと思いますが、この広々した感じは特筆できる開放感が有ります。勿論売店もあるので、観光に来て突然キャンプを思い立っても困る事はないと思います。
  私も一度キャンプでとまった事があります。
夜到着して、テントの中で騒いでから表に出てみると、星の輝き以外は全く光が無い暗闇で、海を見ると遠くに薄ぼんやりと輪郭が光っている島影のようなものが見えます。
そこに向かって星明りにうっすらと光る一本の筋が砂浜から続いています。
何だか知りたくて、その場所まで歩いていってみると、浅くなっている所に左右から小さな波がぶつかり合ってでき た海の水の流れに、月の光が反射して光の道のようになっていることがわかりました。


それにそって海岸から島らしきものに向かって歩いていくと、どこまでも足首くらいの深さで続いています。
真っ暗闇の中を、海を割って歩いているような気持ちは、今までに無いものでした。
何十メートルか歩くうちに、島影もはっきりしてきて上陸できました。
そして、波のぶつかり合う道が少しづつ幅のある砂州に変わっていくまで星空を見ていました。
私にとっては今までの人生で、一番別世界に行ったような神秘的な体験でした。

テントに戻り朝目が覚めてみると、ビーチの向こうに小さな島があり、そこへの道は、海に隠れてなくなっていました。
 
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