黒島港から島の中央に向かって約2,5km進むと、いかにも沖縄の離島らしい家々の立ち並ぶ集落に出ます。それがこの東筋(あがりすじ)。 沖縄で唯一日本の道百選に選ばれたまっすぐな道路もあり、この道の両
側には琉球石灰岩で綺麗に造られた石垣が続いています。
この道は舗装されてしまっていますが、そこにつながるわき道は未舗装で、赤瓦の家も多くてとてもいい感じです。

郵便局を初め、島で一軒の商店である「たま商店」もあるので、ビーチなどに行く時にはここで飲み物など買ってから出かけましょう。
黒島にも他の沖縄の島々と同様に御嶽が各所に点在していますが、この集落の南に向かう角には、とても綺麗に整備され、鳥居を持った比江地御嶽があります。旧暦の8月には五穀豊穣を祈る結願祭がここで執り行われると事。
木陰で一休みするにも良い場所になっています。


今回は時間を取ることができず行きませんでしたが、ここからまっすぐ南に牧場の中を走る未舗装道路を行くと、南端の黒島灯台に出られます。
牛たちのいるのんびりした景色を見ながら自転車で行ってみるのも良さそうですね。