黒島の西の海岸近くに琉球石灰岩を積み重ねたほぼ円錐形の天辺を切り取ったような小山があります。
これが琉球王国時代に海上交通を監視するために使った遠見台で、ここの一番上は黒島で一番高い場所。
登ることもできるようですが、足元が不安定なので今回はパスしました。このような場所は石垣島を初め隣の竹富島、小浜島、そして西表島など八重山の島々にあり、船を発見したら火を焚いたり煙を出したりして信号リレーし、石垣の蔵元まで知らせていたという事です。
各島々のプズマリを探してみるのも楽しいかもしれませんね。
所でここに入る手前に公園のような広場がありますが、野良孔雀がのんびりと遊んでいました。
作物などを荒らすといって島の人達からはあまり歓迎されていないようですが、昔から毒蛇などを食べるので孔雀明王として祭られていたのも彼等。
もしかすると、ハブを食べてくれたりもするんじゃないかな?なんてちょっとだけ考えました。