とぅもーるネットセンター

石垣の第三セクターが運営する施設です

大崎の浜(電信屋横) 底地ビーチ 米原ビーチ 道路横ビーチ 石垣サンセットビーチ 平野ビーチ 川平湾のグラスボート 白保海岸 電信屋 唐人墓 桃林時・権現堂 宮良殿内 石垣焼窯元 みね屋工房 ビストロ・ふらんす食堂 レストランベイベール パンたなかさんのお店
ある意味八重山諸島の表玄関ともいえる石垣港離島ターミナルビル。
最近新しく綺麗になって、器としては石垣空港のものよりも立派になっています。
離島に行く高速船やフェリーの運行会社やお土産やさんなどが入って、離島に向かう人達でにぎわっていますが、その中にかなりのスペースを占めて出来上がったのが「とぅもーるネットセンター石垣」といわれる施設です。
石垣市が観光産業など地域の産業活性化への貢献を目指して約5億421万円(そのうち国庫補助4億5379万円)を投入した事業。 ミュージアムのような入り口があり、そこで一人当たり300円の入場料を支払うようになっていますが、私が行った時には誰もいないので近くの売店の店員さんに聞いた所、呼んで見ようね、という事で、まもなく係員の方が登場。

中に入ると薄暗いけどおしゃれなスペースに大型のスクリーンがあり、八重山の美しい海が映し出されています。
手前の壁面に沿って何台かのコンピューターが余裕を持ったスペースに並べられていて、椅子にかけて操作できるようになっていました。入場すると、このPCが自由に使えます。 で、それだけです。
石垣市経済振興公社さんが運営に当たっているようですが、この日はお昼頃の時間にかかわらず、私がいる間は誰も入場してきませんでした。

この事業はここを拠点としてWEB上での総合情報サイト、販売サイトを展開するものらしく、新しくサイトも出来かけています。
島時間 (八重山情報サイト)
やいまーる (コミュニティーサイト)
八重山市場 (特産品販売サイト)
綺麗に出来たサイトですが、個人がお金をかけないで作った八重山関連の情報サイトよりも内容面で今一歩の感じ。このまま閲覧者の投稿がなかったら、寂しい状態が続くでしょう。
八重山毎日新聞によると、この事業の収入源の柱となるのは入館料だそうで、1年間で3000万円を見込んでいるらしいですが、これを達成するには一日当たり270人強の入場が不可欠という事になります。
しかし現実は、一日あたりオープン当初から数十人くらいの入場で推移しているようで、今回の状況を見ると最近ではもっと少なそうな気配です。
まあ第三セクターですから近々に倒産する事もなさそうですが、これだけおしゃれな施設と多分業者に完全依頼したサイトを維持していくにはかなりの経費もかかりそう。
離島ターミナル地図
石垣離島ターミナルビル
とぅもーるネットセンタースクリーン
とぅもーるネットセンター1とぅもーるネットセンター2
もしかしたら、このプロジェクトで大きな利益を上げた所があるのでしょうが、その分だけの努力もお願いしたい所です。大きな金額が国、地方の行政を通して支払われたといっても、それは結局皆が払っている税金なんですから…。
って苦言ばかりになってしまいましたが、施設としては300円でPC使い放題。ネットカフェを考えたら、結構割安ではあります。情報を欲しい時に利用するには、空港に設置されている100円のコインタイマーつきのものよりも落ち着けて良いかとも思います。船の待ち時間が長い時も快適な空間。
これからの展開を期待したいと思います。
暴言多謝 
(2007年10月)
関連情報:


※この日は見学に行ってひんぷんの向こうにある玄関で料金を払おうと声をかけましたが、どなたもいらっしゃらず無料で見せていただいてしまいました。

当時の琉球社会の様子が感じられる建物でした。
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