石垣島・桃林寺

市内にある本格的寺院です。

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石垣市の中心部から程近い静かな一角に、古式を感じさせる山門があります。
建物は屋根こそ沖縄独特の赤瓦で葺かれていますが、全体の雰囲気は他県の山間にある寺院のようです。
以前八重山には仏教の寺社がありませんでした。
そこで琉球に侵攻した薩摩藩は丁寧王に寺社を建てるように進言。1614年に建立されたのがこの臨済宗の寺、桃林寺です。

山門には沖縄最古の木彫像である密迹力士、金剛力士二体の仁王像が祭られています。
1737年(元文2)に造られたというその像は、実に力強さにあふれていて迫力のあるもの。重要文化財に指定されているそうですが、さもありなんという完成度の高さがうかがえます。

又この寺の隣には同時に建てられたと言う権現堂。
1771年(明和8)の大津波により潰滅してしまいましたが1786年(天明6)に再建されましたが太平洋戦争で大破。
1947年(昭和22)に修復されたものが現在の形だそうですが、破損が進んでいるのか今も屋根の部分をブルーシートで覆われて修復作業中のようでした。

桃林寺本堂


このお寺は石垣の人たちの生活にすっかり溶け込んでいるようで、年末年始の行事などには、多くの人達が参拝におとづれているようです。

桃林寺山門
桃林寺仁王像
広域地図
桃林寺市街地図

(2007年06月)
関連情報:



亜熱帯の石垣島に大和風のお寺。
しかも座禅を中心として修行する臨済宗の、というと、何か違和感がありそうな気がしていたのですが、全くそのような事はなく町並みの自然に溶け込んでいます。本格的な鐘もあり、ここで除夜の鐘を聞くのもありかなーなんて考えながら院内を散策。

鐘突き堂の横の日陰で、仕事に疲れた風なおじさんが気持ち良さそうに横になり仮眠を採っていたその様子が、なんともあたりの雰囲気ににあっていました。


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